四八しじゅうはち(かり)

四八(仮)

『四八(仮)』
2007年11月22日発売 7140円(税込)
プレイステーション2用ソフト DVD-ROM
ジャンル:テキストタイプアドベンチャー

発売元:バンプレスト
開発:アルカディア・プロジェクト/シャノン
プロデュース:石川肇
脚本・企画:飯島多紀哉(飯島健男改め)
脚本補佐:かなやみなこ,季田依子
ゲスト作家・出演:伊藤潤二,稲川淳二,木原浩勝
           筒井康隆,つのだじろう,水木しげる
           週刊ファミ通,月刊ファミ通PS+編集部
声優:野川さくら,井ノ上奈々,立花十四朗,尾崎淳
    麦人 他


バンプレスト『四八(仮)』公式サイト
パンプレスト『四八(仮)』公式サイト


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−−−−−−−−−−−−− 以下は、ソフト発売前の情報 −−−−−−−−−−−−−

週刊ファミ通』掲載情報(8月24日発売号より)

●ゲスト作家シナリオのあらすじ+画面写真が1枚ずつ掲載(見開き2ページ)
 ・水木しげる
   人生に疲れたサラリーマン(山田)は、水木しげるが描いた原稿を拾う。彼は原稿を届ける
   ため、水木プロを訪れる…。このシナリオのために水木しげる記念館も取材している。
 ・つのだじろう
   アパート"時和荘"に母親と2人で住んでいる主人公。彼は近ごろ寝るたびに、半分眠った
   意識の中で起きる、恐ろしく奇怪な出来事にうなされ続けているのだった。東京の地下に
   ある迷宮でくり広げられる心霊話。
 ・木原浩勝
   昭和初期から伝わる作者不詳の"紙芝居"が題材となっている怪談。身重の牛を引き取った
   心やさしい商人(吉兵衛)が、亡き妻の後釜に納まった女の悪巧みによって窮地に陥る。
   この窮地を救ったのは、身重の牛から生まれた異形の者だった…。
 ・筒井康隆
   筒井康隆が、週刊ファミ通に原稿を寄稿することに。大ファンである編集長の加藤は多忙の
   ため、しぶしぶ代理の編集者に原稿を取りに行かせるが…。
 ・伊藤潤二
   山間のA町では幾度もの災厄が起こり、そのたびに多くの死者が出た。そして遺体のほとん
   どは、町はずれの古い火葬場で荼毘に付された。火葬場に隠された真実とは…。
 ・稲川淳二
   未発表の怪談が複数聞ける。劇場にまつわる恐怖、撮影ロケにまつわる恐怖など、稲川
   淳二が語るムービーを見ながら、選択肢を選んでひとつの真相を捜し出す。

●稲川淳二インタビュー(見開き2ページ)

 *『期待のルーキーTOP10』⇒5位。 『期待の新作』⇒31位。



週刊ファミ通』掲載情報(8月3日発売号より)

●筒井康隆(ゲスト作家)インタビュー
 ・シナリオは、天井板の木目に関する話。
  (筒井氏は、子供の頃から天井板の木目が怖く、木目の数を数えていると板をはずして
   天井裏からお爺さんが現れるという妄想をしていた)
 ・上記の題材を実際に書いてみたが、怖さが足りなかったので全く別の話を書き添えた。
  昔話みたいなもので、仰天するようなオチがある。
 ・その後、飯島氏に"怖さ"の部分を見直してもらい、「筒井氏が書いた小説を編集者が取り
  にいく」という追加エピソードを飯島氏が加えた。
 *あと、35ページの『期待のルーキーTOP10』に、初公開の画面写真が1枚あります。



『四八(仮)』でジャパニーズホラーの真髄を味わえ!(ファミ通.com)


週刊ファミ通』掲載情報(7月27日発売号より)

●シナリオを読破することによって"契力"というポイントを得られる。
  これを消費して、好きなシナリオが読めるようになる。

●ゲームを始めると『四八(仮)』の世界の案内人を、着ぐるみの女の子、鬼軍曹、執事、ホスト、
  メイドの5人の中から選ぶ。彼らはいろんな局面でプレイヤーをサポートしてくれる。

●シナリオ紹介
 ・おいで、おいで(石川県)
   主人公は友人とのケンカから傷心旅行に出かけた女性。石川県の名所を巡る旅の途中に
   不気味な男に追われる。逃げ続ける間に辿り着いた先は自殺の名所とされる場所だった。
 ・旅の思い出(秋田県)
   秋田のおじさんの家へ遊びにきた主人公。おじさんは写真好きで、いろんな写真を見せて
   くれる。しかし突然、家の2階から奇妙な物音がした。そこには信じられない光景が…。
 ・仮面夫婦(福井県)
   妻とケンカした主人公は、同僚から「仮面をつければ仲直りできる」とアドバイスを受け、
   夫婦で仮面をつけて生活する。夫婦仲は良好になったが妻は仮面を外そうとしなくて…。
 ・虫捕り(滋賀県)
   幼なじみの2人の少年が山へ虫捕りに出かける。途中、大量のムカデに噛まれてしまった
   友人が変わり果てた姿に…。分岐によっては、暗がりで虫を捕まえるミニゲームが遊べる。
 ・肝試し(富山県)
   林間学校の宿泊先となったお寺の住職から、被害者の少年から直接聞いたという恐ろしい
   女の霊の話をされる主人公。その夜、近くのお墓で肝試しをすることになるのだった…。
 ・地獄極楽(大分県)
   "月刊心霊マニア"という雑誌の記者が、ある心霊スポットを取材するシナリオ。
   謎の女子高生の写る心霊写真が撮れたという洞窟を、観光案内の城ノ内と調べる。
 ・ファミ通補完計画(東京都)
   大学生の主人公は、"ゲーム雑誌での雑用"という求人を見つける。人事部長、ファミ通の
   編集長、ファミ通PSの編集長ら3人の面接を受け、エンターブレインで働くことになる。
    (派生シナリオ:オンラインゲームの悪夢)
    "ファミ通補完計画"に続くシナリオ。主人公は、ネットゲームのデバッグを任される。
    ほのぼのとしたゲームだったのが、話を進めていくうちに猟奇的な内容に…。



週刊ファミ通 2007年7月27日号(7月13日発売)

●136ページに飯島氏のインタビュー記事が掲載。
 (『四八(仮)』の取材で全国を回ったときに遭遇した怖い話)



『七転び八転がり』のブログより

●『四八(仮)』の声優について(7月12日)
  ・声優だけでなく、役者や講談師など多方面に渡る声の専門家が参加している。
  ・『野川さくら』 『井ノ上奈々』 が参加。
    ┣野川さくらブログ(7つ子の富沢七姉妹の写真を掲載)
    ┗井ノ上奈々ブログ

●『四八(仮)』の声撮りについて(7月9日)
  ・声優さんの中に『学怖』ファンの方がいる。

●ゲスト作家陣について(6月8日)
  ・今回発表になったゲスト作家(伊藤潤二・稲川淳二・筒井康隆)だが、どれも『四八』の
   ためだけに完全新作を書き下ろしている。
  ・稲川淳二氏のパートには、単なるムービーではなく独特な仕掛けがある。
  ・伊藤潤二氏のパートは学怖ファンが涙するはず。飯島氏と伊藤氏のコラボを楽しんで
   もらいたい。
  ・ゲスト作家には、それぞれの個性的な世界を壊さないように全く異なるシチュエーション
   を提供し、彼らの作品世界を楽しんでもらえるよう工夫している。



GAMESIDE 8月号』掲載情報(7月3日発売号より)

●住民情報のシステムについて
  シナリオ中に登場した人物が、その県の住人として住民情報に登録されていく。
  途中で住人が死ぬと「死亡」で登録される。そのため、同じシナリオをもう1回遊ぼうと
  思ったら、死んだ住人を生き返らせなくてはならない(生き返らせる方法は不明)。

●出身地以外の都道府県のシナリオを読む方法
 1.特定の分岐を進めて、他の都道府県の住人を出現させる。
  (例)東京のシナリオで特定の分岐を進むと神奈川県の人物が登場する。
     その人物は神奈川県の人間なので、神奈川県に登録される。
     神奈川県の住人を確保したので、神奈川県のシナリオが自動的に見られるようになる。

 2.住民情報に登録された住人を移動させる(詳細は不明)。
 3.『契力』というポイントを払う(詳細は不明)。

●新たに3名のゲスト作家陣を発表
 『つのだじろう』 『木原浩勝』 『水木しげる



『四八(仮)』公式サイトの"製作者日記"より

●ゲスト作家陣について(6月4日掲載)
  ・伊藤潤二氏には、執筆作のオリジナル・カラーイラストを提供してもらっている。
  ・稲川淳二氏は“語りムービー”で出演。



ファミ通PLAYSTATION+ 7月号』掲載情報(5月30日発売号より)

●ゲームの進め方
 主人公の基本情報(名前・誕生日・血液型・性別・出身地・家族構成など)を入力
                    ↓
 入力した出身地からスタート。『契力』を使って、全国の話を読み進めていく
                    ↓
 住民情報が記録・更新されていき、それによってシナリオが変化する

●総文字数は、100万ワードを超えるとか。

*見開き2ページで記事掲載。その他の記事は、5/25発売の週刊ファミ通や、ファミ通.comとほぼ同じ。
  シナリオ紹介(キリストの墓・土蜘蛛・仙吉地蔵・幽霊ホテル)と、ゲスト作家紹介(伊藤潤二・稲川淳二・筒井康隆)
  画面写真も既出の物のみ。



都市伝説、民話、伝承が紡がれる……『四八(仮)』(ファミ通.com)


週刊ファミ通』掲載情報(5月25日発売号より)

●冒頭のあらすじ
 「新作ゲームのサンプルモニターに選ばれた」という身に覚えのない当選電話が"あなた"の
 元にかかってくる。電話の声に従い、"あなた"は名前・誕生日・血液型・性別・出身地・家族
 構成などの個人情報をうっかり伝えてしまう。
 すると数日後、『四八(仮)』という謎のゲームが送られてきたのだった。

●ゲスト作家陣を発表
 『伊藤潤二』『稲川淳二』『筒井康隆
 上記の作家が、『四八(仮)』のために新作シナリオ(プロット)を書き下ろし。
 それらのシナリオには、本人自らが出演。
 この3名の他にも、ゲスト作家はいるらしい。

●シナリオ紹介
 ・キリストの墓(青森県)
   青森県十和田にある、"キリストが眠っている"と言われているお墓を題材としたシナリオ。
   主人公は東京から訪れた編集者。額に十字の跡がある子供の人形が…。
 ・土蜘蛛(奈良県)
   害虫駆除を依頼された業者の物語。業者の男は、依頼主から「人の顔をした蜘蛛は殺し
   てはいけませんよ」と言われる。規定数の蜘蛛を退治できたかどうかでシナリオが分岐。
 ・仙吉地蔵(兵庫県)
   昭和初期に描かれた恐ろしくも悲しい紙芝居が、そのままゲームに収録されている。
   恩義のある旦那様のことを、牛の姿になってまでも守り抜いた、使用人の話。
 ・幽霊ホテル(鹿児島県)
   物語の舞台は、鹿児島県に実在するビジネスホテル。主人公は、このホテルに宿泊した
   サラリーマン。彼が通された"404号室"の恐怖が語られる。

●ゲームシステムについて
 ・最初のシナリオは、冒頭の情報入力画面に入力した出身地から始まる。
 ・47都道府県で、さまざまな物語を体験していくと、各地の住民がリストに登録されていく
  (氏名・年齢・性別・出身地・現在地・生存状態が表示される)。
  この住民情報に記録されているか、住民が生存しているかなどで、その後の展開が変化。

●その他
 ・現在のゲーム開発状況は70%。
 ・このゲームに秘められた最大の"謎"は、今後の情報で徐々に明かしていきますので、
  どうぞご期待ください(石川肇プロデューサーのコメントより)。



−−−−−−−−−− 以下は、2007年5月以前の情報のまとめ −−−−−−−−−−

公式サイトのブログと、飯島氏の個人ブログから、気になるコメントを箇条書きにしています。
*注)あくまで、飯島氏がブログに書かれている内容であって、正式な決定事項ではありません。

『ゲーム概要』

●全国を舞台にしたホラーゲーム。47都道府県が舞台であり、それがタイトルと関連している。
  残りの1が何を意味するのかはまだ秘密。
●シナリオは各県にばらまかれていて、総数は100タイトル以上。
●基本的にはミステリーの要素がかなり強い。
●登場人物は数百名。彼らは、行方不明、呪い、死亡などさまざまな状況に陥ることになる。
  あまりひどい状況に陥ると…大変なことになってしまう。
●人物は実写。今回のキャストは、イケメンと美女が大集合。幼稚園から大学までさまざまな
  学校も登場。
●ゲーム画面の雰囲気は、シャープな映像ではなく、逆に手間かけてざらついた映像に直して
  いる。そのため、何これ?よくわかんない…と思って見詰めたりすると、突然シャープな映像
  に…なんて仕掛けも。
●『四八』の正式タイトルは、『四八(仮)』。


『シナリオについて』

●マスター期限に間に合わせるため、四百字詰め原稿用紙4000枚以上のシナリオを削ること
  が決定。相当数のシナリオが削られたが、ゲームにはほとんど影響はない。(2007年5月17日)
●1分で終わるシナリオもあれば、数時間かかるものまで大小さまざまなシナリオが混在。
  隠しシナリオや隠し要素も満載。
●視覚に訴えるもの、聴覚に訴えるもの、読ませることで訴えるもの、想像力に訴えるもの、
  後味の悪いもの、一瞬の怖さ、じわじわ来る怖さ、ブラックユーモア、怖いと思わせて実は
  笑い話、ちょっと怖い話などなど、とにかく考えられる限り多種多様なものを用意。
●ムービーのみのシナリオ、逆に音声のみのシナリオ、その他にもシナリオごとに様々な特徴
  や仕掛けがある。
●今回は、『学怖』でもダメ出し食らったような内容がOK出るし、バンプレストは「思いっきり
  怖くしなさい」と念を押してくる。
●自分としては、オバケよりも怖いのは人間であるという考えだから、今回の四八にもその
  要素は多分にある。


『ゲームシステム』

●ゲームジャンルはアドベンチャーとなっているのだが、正直ジャンルを限定するのは難しい。
●バッドエンディングという概念はない、というか存在しない。数分遊んだだけで強制エンディング
  になるようなことはない。よほど無茶なことをしても、最低でも数時間は終わらない。
●アクションやパズルの要素もあるが、もちろんそれらができなくてもゲームが行き詰るような
  ことはない。
●設定の統一化にこだわった。太郎君が17歳であれば、どんな分岐を選んでも必ず17歳と
  して登場する。太郎君が良子さんと付き合っている設定ならば、何時いかなるときでも良子
  さんと付き合っている。もちろん、分岐先によって太郎君と良子さんが別れれば、そのあと
  は別れた事実が残る。
  (管理人追記:例えば、1の選択肢を選ぶと風間さんは宇宙人で、2の選択肢を選ぶと
           風間さんが地底人になるようなことは『四八』では起こらない)


『学怖関連』

●6人の語り部+坂上が登場。
●逆さ女がシナリオ中に登場するらしい。
●『四八』は、学怖の続編ではない。学怖の語り部たちのシナリオは、ファンへのサービス。
●学怖の語り部は、すべてニューキャスト。SFC版・PS版からのキャストの続投は無し。
  飯島氏が自分のイメージ通りの役者さんを選んだ。
●性格も現代にあわせて一部変更しているが、あいかわらず岩下はカッター好きで、細田は
  トイレ好き。



■ゲームニュースサイト『四八』記事リンク■
・電撃オンライン・・・全国取材によるリアルな恐怖体験を……。新作ソフト『四八(仮)』公式サイト開設(2006年01月16日)
・GAME Watch・・・バンプレスト、PS2「四八(仮称)」公式サイトを開設 心霊スポットや都市伝説をブログ形式で掲載(2006年1月16日)
・ITmedia +D Games・・・あなたの恐怖体験募集します―バンプレスト「四八(仮)」公式サイトオープン(2006年01月13日)


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