富士山に 登らない馬鹿 二度登る馬鹿
2008年8月15日

これは「富士山に一度も登ったことがないなんてもったいない。でも、一度登山した人は、疲労、寒さ、 高山病などを経験し二度と登りたくないと思うため、何度も登る人の気が知れない」
ということを表した言い回しらしい。

そしてここに、1シーズンに二度目の富士登山をする馬鹿が一人いますw
今度こそ、お鉢巡りをして真の最高地点である剣ヶ峰(けんがみね)に立つために!

8月14日(木) AM6:10
先月と同じように、JR大阪駅の桜橋口より出ている東京行きの昼行バスへ乗り込む。
降車する東名富士までは5時間半ほどですが、帰省ラッシュで渋滞すると思うので余裕をもって早めに出発。

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PM12:30
45分遅れで東名富士に到着。先月降りた東名御殿場の一つ手前のバス停です。
ここから富士宮(ふじのみや)駅行きの市バスに乗るため、あらかじめ印刷してきた地図を見ながら
伝法2丁目というバス停に向けて出発。

PM12:55
やっとバス停に到着。しかし停留所の名前が石坂になっている。
どうやら目指していたバス停と違う場所に着いてしまったようだ(帰宅後に調べてみると全く正反対の 方へ歩いていました。超方向音痴 orz)。
とりあえず、ここからでも富士宮駅へ行けるようなのでバスを待つことに。
時刻表で次のバスの時間を調べると……13時46分。50分も待たないといけないo...rz

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PM2:20
そんなこんなで富士宮駅に到着。
バスを降りるとたくさんの人が。どうやら富士山五合目行きのバスが来ているらしい。
日本人よりも東南アジア系(?)の外国人の方が多かった。

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昼食は富士宮焼きそば(600円)を食べる。麺にコシがあり、肉カスが使われているのが特徴。

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PM3:00
ホテルにチェックイン。今回は富士宮で一泊して、翌朝から日帰り登山をする予定。
部屋の窓からは富士山が一望。明日の昼頃には、あのてっぺんに立っているんだぜ!(`・ω・´)

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コンビニへ夕食を買いに行くついでに、登山バスの往復乗車券を購入。
行きは2番人気の富士宮口。帰りは1番人気の河口湖口へ。

8月15日(金) AM7:30
ホテルで朝食を済ませチェックアウト。
登山バス乗り場へ向かうと、すでにバスの座席がほぼ埋まるくらい人が乗っていた。
しばらくすると、もう一台バスが到着。座れなかった人は、そちらへ移動。

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AM8:40
新五合目に到着。
先月の須走口新五合目とは、ずいぶんと雰囲気が違う。

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バスで雲の上まで来てしまいました。

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山側を撮影。富士宮口は、ほぼまっすぐ山頂へ向かって登っていく感じ。
歩行距離は全登山道の中で最短だけど、その分傾斜がきつい。

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新五合目の標高は2400m。
須走口新五合目は2000mだったから、スタート地点から東京タワー1個分以上高いことになります。
ちなみに、富士宮口は"富士山表口"とも呼ばれます。

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AM8:57
天気が良いので日焼け止めを塗り登山開始。

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ゆるやかな坂道を登っていく。
高山病予防のために、まめに水分を摂るのとハイペースにならないよう心がける。
山頂でご来光を見て下山してくる人たちと、ちょうど時間帯がかぶるため、どんどん人が降りてくる。
富士宮口は登山道と下山道が共用のため、混み合うのが欠点。

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登山道に大きな岩が。

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AM9:10
わずか10分弱で、六合目の雲海荘に到着。まだ100mしか登っていない。

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雲海荘の隣にある宝永山荘。

この六合目からは、宝永火口ルートへの分岐があり、そこを進むと御殿場口に出る。
8月7〜8日に皇太子さまが登られたルートです。
4番人気の御殿場口へトラバースすることによって、一般の登山者にできるだけ迷惑を かけないようにという配慮だと思います。

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六合目を出発。道がだんだんと険しくなってきた。

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下を振り向く。
なんか、天空の城ラピュタにでも居る気分。
「あっはっは、見ろ人がゴミのようだ!!」(byムスカ)

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AM9:50
新七合目の御来光山荘に到着。
ここで、一本目のペットボトルを飲み干す。

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二本目のペットボトルをリュックから取り出し、新七合目を出発。
岩がゴロゴロ転がる坂道を登っていく。

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岩がだんだん大きくなってきた。

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気がつくと、だいぶ下のほうにあったはずの雲がどんどん昇ってきていた。
て、天気崩れないよね。

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AM10:31
元祖七合目の山口山荘に到着。
新七合目の上は元祖七合目なのかYO!なんだか騙された気分。

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元祖七合目を出発。かなり道が険しくなってきた。

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もう岩盤だらけ。

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人ひとりが通れるほどの通路。
登山者と下山者のどちらかが道を譲らないといけない。

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AM11:06
八合目にある富士山衛生センター(救護所)に到着。
自分は、まだピンピンしているのでスルーw

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八合目の山小屋、池田館。

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池田館の上には、こんな大きく頑丈な落石避けがある。

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八合目を出発。ロープが張られた道をジグザグに登っていく。
この辺で、二本目のペットボトルを飲み干す。

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AM11:41
九合目の萬年雪山荘に到着。
布団と枕が干してある……というか、置いてある。

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九合目を出発。
まだ雪が残っている。萬年雪山荘の名は伊達じゃなかった。

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ジグザグ登る〜。

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PM12:10
九合五勺の胸突山荘に到着。
須走口(河口湖口)は、八合五勺から山頂まで山小屋が無かったのに対し、富士宮口は五合目から 山頂まで均等な間隔で山小屋があるのが心強い。
天気は良いけど、立ち止まっているとさすがに寒くなってきた。それでも半そでの人はいるw
標高は3590m。頂上までの歩行距離は600mで、所要時間は約35分と書いてある標識があった。
もうすぐ山頂だー!


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