「For you」
    仮面の少女。


こんな世界なんか壊れちゃえ。
不平等な居場所。
悲しみや、憎悪だけが支配する場所も。
そんなもの、壊れてしまったって別にいいじゃない?

何もしてくれないオトナたち。哀れみの視線だけおくってきて、
偽善者ぶってるだけのクラスメート。
ぜんぶ、ぜんぶ、ぜんぶなくなっちゃえ。
勝手に思いこんでいるがいいわ。自分が正しいとでも。
如何に間違っているとも知らずにね。

代わりに、あたしが最高の贈り物をしてあげる。
聞いて驚け。

あんた達に、「孤独」をあげる。
何より悲しい、「孤独」をあげる。
其れで総てが償えるとでも言うのならば。
今までのこと、取り返しがつくとでも思ってるのならば。
一人になって、初めて理解る、あの苦しみを味わってもらう。

もう誰にも頼らない。総てなかったコトにして。
―あたしは、ひとりで生きていく。誰も知らない場所で、ひっそりと。
―あんた達に、「孤独」を教えてやるために。










〜〜〜〜〜〜〜〜あとがきと言う名のいいわけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんか最悪かもしれないです。
花子さん微妙にぐれてる・・・(笑)


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