(1)哲夫の秘境情報


哲夫:「泰明兄さん!ぜひテレビで取材してほしい場所があるっす!」
泰明:「・・・珍しいな、哲夫がそんなこと言うなんて」
哲夫:「今まで紹介されてない大秘境を、自分が見つけたっす。しかも
    日本国内で!あれが公開されたら高視聴率は間違いなし。
    兄さんの評判も跳ね上がるよ!」
泰明:「・・・わかったから、そんなに興奮して近づいてくるなよ・・・。
    まぁ、面白そうだし詳しく話を聞かせてくれ」
哲夫:「場所はですね、、、意外な所っすよ、、、」
泰明:「うんうん、、どこなんだ?」
哲夫:「自分の実家なんすよ!実家は2階建の家なんすけど、自分ひとり
    しか住んでないのに、ずっとほったらかしだったのでジャングル
    みたいっす!がははははは!」
泰明:「あはははは!そうか〜、哲夫の実家か!それは面白いな。
    ところで哲夫、ひとつ言ってもいいか?」
哲夫:「がはははぁ〜。何すか、泰明兄さん?」
泰明:「おまえ、テレビをなめてんのかぁ〜!」


−泰明のアッパーカットが炸裂!哲夫は吹っ飛んだ!−


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(2)美容クリーム 葉子:「正美おばさんは、いつも綺麗でうらやましいなぁ〜」 正美:「あら、葉子ちゃんだって十分かわいいですわよ。将来すごく     美人になるって、この私が保証しますわ。うふふふ、、、」 葉子:「はぁ〜。でも自信ないなぁ・・・。中学でもモテた事ないし」 −しばらく考え込んだ後、正美おばさんは、ポケットから小瓶を取り出した− 正美:「でしたら、この美容クリームを使います?私がいつも使ってる     モノなんですが、葉子ちゃんにもあげますわ」 葉子:「えっ!? 良いんですか、正美おばさん!ありがとうございます!     おばさんが使ってるなら、効果抜群ですよね」 正美:「ええ。予備もまだあるから、気にせず使っていいですわ」 葉子:「じゃあ、由香里姉さんの分もあります?ワタシ、呼んできたいん     ですけど」 正美:「、、、その必要はないですわよ。葉子ちゃん、、、、、」 葉子:「え、、、、?」 −正美おばさんは静かに笑い出した− 正美:「人は何かを得るためには、何かを犠牲にしなくてはいけないんですの。     葉子ちゃんにも、いずれ分かる時が来ますわ。うふふふ、、、、」 葉子:「ま、正美おばさん!? コレ、、原料は何を使ってるんですか、、?」 −瓶には 『ワールド・ハッピー&ピース・カンパニー』 と書かれてあった− ▲目次に戻る
(3)ファイトだ!由香里ネエの連続話 Part1『田舎の夜』 由香里:「懐かしいなぁ〜、葉子と寝るの」 葉子:「前はワタシが幼稚園の頃だったから、ホント久しぶりですね」 由香里:「じゃあ電気消すよ。おやすみぃー」 葉子:「おやすみなさいー」 −消灯後、1分経過− 由香里:(小声で) 「葉子、起きてる〜?」 葉子:(熟睡モード) 由香里:「もう寝てる・・・。の○太なみじゃん。      静か過ぎると、かえって眠れないもんなんだけど」 (ホー・ホー)←裏山から 由香里:「ふくろうかな?さすが田舎だなぁ」 (バフッ・バフッ) (ガリガリ、バキ、ガリガリガリ・・・)←裏山から 由香里:「今の声と音、何なのよ〜(泣)」 −由香里ネエは寝れないまま朝を迎えた− Part2『七回忌』 −時間を遡って、大広間にて七回忌の最中− 由香里:(お経読んでるだけの七回忌なのに、みんな退屈じゃないのかな?) −静かに辺りを見渡すと− 哲夫&良夫:(うたた寝モード) 由香里:「あの二人は完璧に寝てるな。私も寝ようかな。      でも、ここって坊さんの真後ろで寝にくいしぃ・・・」 −その時、一匹の蚊がお坊さんの後ろ頭についたのが見えました− 由香里:(うわっ、叩いた方がいいのかな?やっぱ止めといた方がいいよね・・・) −しかし、お坊さんの頭を何回も蚊がうろついています− 由香里:(あー、うっとうしぃ!でも、我慢しなきゃ・・・) −蚊が離れる気配はありません− 由香里:(もう我慢できない!叩いちゃえ!) お坊さん:「では、これで読経は終わりましたので・・・」 −ペチッ!− −振り向いたお坊さんの額に由香里ネエの平手打ちがヒット!− 由香里:「あー・・・止めとけば良かったぁ・・・」 −犯人の蚊は悠々と逃走して行きました− ▲目次に戻る
(4)初詣 泰明:「葉子ちゃん、これから一緒に初詣に行かないかい?」 葉子:「あ、泰明さん!ワタシが泰明さんの誘いを断るわけないじゃないです     か〜。邪魔が入らないうちに行きましょう!」 良夫:「邪魔って誰の事だよ、葉子ネエ。・・・ったく、泰ニイにばっかりデレ     デレしちゃってさ」 葉子:「わっ、良夫。に、和子おばさんに、哲夫おじさんに・・・なんだぁ〜。     由香里姉さん以外、全員いるんですかぁ」 哲夫:「ひどいな葉子ちゃん。おじさんの心は」 良夫:「バリケードって間違えるんだろ。もういいや、行こーぜ」 哲夫:「うっ。そんな言い方ないと思うんだが・・・」 −そんなこんなで、神社に着きました。まず、お参りを済ませるメンバーたち− 和子:「葉子ちゃん、何お願いしたの?おばさんに教えてよ」 葉子:「えーと、憧れてる人に振り向いてもらえるように!です♪」 良夫:「俺の事かな。あはは、照れるぜ葉子ネエってばよぉ」 【ビシッ】 ←○○が○○を叩いた音。 (注) ○の中に適当な人名を入れてみましょう。 泰明:「哲夫は何を願ったんだ?」 哲夫:「ずばり無病息災・順風満帆・家内安全・恋愛成就・五体満足!」 泰明:「お前、無茶苦茶すぎるぞ」 −次におみくじを引く葉子たち− 泰明:「おみくじ6人分のお金払いたいんですけど」 巫女(由香里):「泰ニイ、あけましておめでとう〜。みんなも一緒だね」 葉子:「由香里姉さん!?どうしたんですか、その格好は?」 由香里:「何ってバイトだよ。正月の間だけ巫女やってるの」 良夫:「へぇー。それコスプレってやつ?そうゆう格好が好きな男に見せたら     喜ぶだろうなぁ」 【ビシッ】 ←○○○が○○を叩いた音。 (注) ○の中に適当な人名を入れてみましょう。 −とりあえず引きました− 和子:「中吉だけど、悪いこと書いてなかったわ。葉子ちゃんは?」 葉子:「小吉です。去年は大吉だったんだけどなぁ」 正美:「葉子ちゃん、書いてある事が起こるかどうかは、その人の心がけ次第     ですわよ」 葉子:「ひゃー。さすが正美おばさんて感じですね。すごいです」 −正美おばさんのおみくじを覗いた良夫− 良夫:「でも、おばさん。結婚の所が大吉でも、相手いないから初めからウソ     じゃんか」 【ビシッ】 ←○○が○○を叩いた音。 (注) ○の中に適当な人名を入れてみましょう。 −こうして晦メンバーの初詣は終わりました−
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