47:強盗ボ○・サップ
|
−晦OPより−
|
和子「みんな度胸あるわねぇ。ここがどこだか知ってるの?」
|
葉子「“開かずの間”ですよねぇ・・・」
|
和子「この部屋は≪出る≫のよぉ〜」
|
葉子「お、おばさん。顔が怖いです。すごまないで・・・」
|
良夫「ただでさえ迫力満点なんだからよ(含み笑い)」
|
由香里「その、迫力満点な顔の人から生まれたのが良夫なのにね」
|
葉子「由香里姉さん、フォローなんですかそれ?」
|
泰明「それにしても今日は、なんか幽霊以外のものも出そうだよな」
|
正美「この部屋は突き当たりですから・・・外から強盗が来たら逃げ場がありま
|
せんもの。不安ですわ」
|
由香里「だーいじょうぶだって。哲ニイがいるじゃん。ねっ!」
|
哲夫「そうだぞ。おじさんが軽くひとひねりさ!」
|
由香里「例え出刃包丁を持ってても、チェーンソー持ってても平気だよね」
|
哲夫「・・・なるべくなら素手の相手がいいんだが・・・」
|
良夫「でもさ、強盗がボブ・サップみたいなマッチョだったらやばいぜ」
|
葉子「そうよね。哲夫おじさんじゃ、時間稼ぎにもならないよね」
|
由香里「もって15秒って・・・とこかな」
|
−3人の哀れみの目が哲夫に向かう−
|
由香里「まっ、そんなのが来たら泰ニイも立ち向かってくれるよね」
|
泰明「え、・・・?ははっ、まいったな〜。ははっ・・・」
|
葉子「だめですよ、泰明さんを危険な目に合わせるのは!良夫が行けばいい
|
んです!」
|
良夫「お、俺!?」
|
由香里「良夫じゃ投げられて終わりだよ。眼中にないって感じじゃん」
|
良夫「マジにシュミレーションすんなって・・・」
|
哲夫「みんな、自分はかなり腕力あるんだ。1人で充分だ。がっはっはっ
|
は!」
|
泰明「そうか。実は春の特番バラエティで、視聴者と戦わせる企画があるん
|
だ。出てみるか?1分戦いきれば、賞金50万が出るぞ」
|
和子「あら、冒険費用になるんじゃない?哲夫さん」
|
由香里「これは出るっきゃないよね!哲ニイ!」
|
哲夫「あ〜・・・うーん・・・」
|
−その後、特番に出た哲夫は賞金を見事にゲットしたが、治療費に消えたと
|
いう・・・−
|
▲目次に戻る
|